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アスペルガー症候群は時として自閉症と間違えられやすいようです。
自閉症は知的発達障害により言語能力が損なわれている場合が多く、うまくお話をすることができません。
アスペルガー症候群とよく間違えられるのは、自閉症の中でも知的には正常な水準にもかかわらず、言語能力に遅れがある「高機能自閉症」だと思いますが、その違いはアスペルガー症候群は言語障害がないのに対し、高機能自閉症は言語障害がある場合である。
ただし、アスペルガー症候群と高機能自閉症の間に厳密な線引きをすることは難しく、専門家の間でもこれらが同じものか違うものかという論争があります。 

上で述べましたとおり、アスペルガー症候群は自閉症と異なり言語障害がないため、一見障害のあるようには見えないのが特徴と言えます。

 更に詳しくアスペルガー症候群の特徴をあげてみたいと思います。 

①社会性(人との付き合い方)の問題
アスペルガー症候群の特徴の1つとして、正直(素直)すぎる性格が挙げられます。
「素直な人」「正直な人」と言いますと聞こえはいいですが、人が社会の中で生きていく上でどうしても「必要なうそ」や「口に出さないほうが良いこと」は多々ありますが、アスペルガー症候群の方には、こうした社会的ルールが理解しづらいのです。例えば、体重を気にしている友人に対して「あなた太ってるね!」なんてことを言ってしまうのです。本人には悪気がなく、ただ素直に思いついたことを言っただけですが、周りからは「人の気持ちを考えない人」というレッテルを貼られ、結果として他人との交流が取りづらくなっていますのです。
子ども社会では正直すぎる性格の為、一人で浮いてしまったり、嫌われるようなこと言ってしまうことにより、同年代の友達ができにくくひとりで遊ぶことが多くなります。さらに、このような原因から「イジメ」に発展することも少なくありません。

②コミュニケーションの問題
アスペルガー症候群の人は言葉を普通に使うことができますが、実際には次のようなことで違和感を覚え、会話が長続きしない傾向があります。 
 ・話し方が回りくどい・曖昧さがない
 ・細かいところにこだわる 
 ・その場に合わない大人び言葉を使う 
 ・話し方が一方的 
 ・相手の言いたいことを汲み取ることが苦手
これは、社会的に共通する言葉の意味や概念がアスペルガー症候群の方には理解しづらいからなのです。そのため、表現の不適切さが奇異に思われたり、悪意があると捉えられしてしまい、コミュニケーションに影響を及ぼすこともあるのです。 

③想像力と創造性の問題
アスペルガー症候群の子どもが示す想像力の障害は次に述べるようなコレクションや反復的行動、融通のきかなさに繋がっていきます。つまり想像的な遊びが乏しく、他の子どもとの相互的な遊びを楽しむのが難しいとしたら、一人遊びが増え、同じことの繰り返しが楽しみになっていくわけです。
みなさん、子どもの頃に「お医者さんごっこ^^」や「ヒーローごっこ」などをして遊んだことがあると思いますが、これには「自分がお医者さんになる」や「ヒーローになる」ことを想像しながら遊ぶものです。アスペルガー症候群の子どもは想像力・創造性といった感性が欠如しているため、こういったことに興味を示しません。
しかし、一方で模型やカードなどといったコレクションには非常に興味を示し、自分の好きなことに対する執着心もアスペルガー症候群の子どもの特徴です。 

④その他の問題
アスペルガー症候群の人は、視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚が非常に敏感になったり、逆に鈍感になったりする傾向があります。敏感な人はちょっとした光や音が気になりサングラスや耳栓が手放せない人がいたり、逆に鈍感な人ではお湯が手にかかっても気づかずやけどをしてしまう人などがいます。また、その他の問題として決まった行動パターンを好むため、作業や予定の変更を嫌ったり、味覚が偏っているため、偏食になりやすいという特徴もあります。アスペルガー症候群の子どもは不器用な面があるとの報告もあります。 


以上のような特徴があるアスペルガー症候群ですが、全ての症状が現れる分けではありません。また症状の程度も人それぞれですので、気になる方は医療機関で確認してください!

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